「夏」がテーマのアイドル・Summer Rocket、120回以上のライヴを経て辿り着いた4人の現在
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「夏」をテーマにしたアイドル・グループ、Summer Rocketが2ndシングルをリリース。2016年7月から活動をスタートさせ、通算120回以上のライヴを行なってきたサマロケの新作は、ライヴの定番「さくらハレーション」「プールサイドのイルカ」の2曲。今回は楽曲制作者の永原真夏と工藤歩里がレコーディングにも立ち会い歌唱指導、徹底的にサマロケの世界観を作り上げた渾身作となっている。OTOTOYでは同作を配信するとともに、初めてのメンバー4人へのインタヴューを行った。
サマーロケット、2ndシングルを配信開始!!
Summer Rocket / さくらハレーション / プールサイドのイルカ
【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV / AAC
【配信価格】
単曲 270円(税込) / まとめ 540円(税込)
【Track List】
1. さくらハレーション
2. プールサイドのイルカ
Summer Rocket / プールサイドのイルカSummer Rocket / プールサイドのイルカ
INTERVIEW : Summer Rocket
どこか懐かしさを感じさせるようなアイドル・グループ、Summer Rocket。群雄割拠のアイドル界で先鋭化していったグループたちとは真逆に、90年代のアイドルを現代にアップデートしようかと考えるプロデューサーの吉本と、アイドル活動をほとんどしたことのない少し控えめな性格のメンバーたち、そして楽曲を制作している永原真夏と工藤歩里が描くポップスが絶妙なバランスで組み合わさっていることで生まれた「化学反応」といえる。それでいて、活動9ヶ月で120本以上のライヴを行うバイタリティにも溢れたエネルギーのあるグループでもある。とはいえ、活動当初7人いたメンバーも現在は4人になり、グループとしての気持ちや目標も見えてきているようだ。そこで、メンバー4人に集まってもらい、この活動9ヶ月について振り返ってもらった。
取材&文 : 西澤裕郎
3人の初めてのライヴで他のメンバーをきっちり感じられた
ーーSummer Rocket(以下、サマロケ)の活動がはじまって約9ヶ月が経ちました。せっかくなので、1人づつ1番印象に残ってる出来事を教えてもらえますか。
桐生ちあり(以下、ちあり) : 私は新宿LOFTbarでやった100回目のライヴ〈Rocket Fes vol.6〉が1番印象に残っています。私の中で100回ってそんなに節目のライヴじゃないと思っていたんですけど、ステージが終わったあとにファンの方が花束をくれて、そのとき100回を節目だと思ってくれていたんだなと実感しました。吉本さんや水野さんやスタッフの方がいなかったらステージに出られなかったということを思ったり、この環境を大事にしていきたいと思ったし印象深い1日でした。
ーー活動当初に比べて、自分が変わったと思う?
ちあり : 変わりました。
ーーどういうところが変わった?
ちあり : なんですかね… 志? かな。最初、私がアイドルをやりたかったのは自分のためだったんですけど、それが来てくれるお客さんのためにとかスタッフの方のためだったり、人に向けて何かしてあげたいっていう気持ちに変わりました。
東雲しなの(以下、しなの) : 1番わかりやすい点で言うと、リーダーはステージ中に前を向くことがずっとできなかったんですよ。ずっとうつむきながら歌っていた。でも、今年に入ったくらいから前を向けるようになったんです。
ちあり : それが100回目のライヴからなの! すごく簡単なことかもしれないですけど、私のなかではすごく大きいことができるようになったんです。
ーーしなのさんが1番印象に残っている出来事はなんでしょう?
しなの : 私は2月9日の神楽坂トラッシュアップでやった…。
愛わなび(以下、わなび) : 待って!! 私もそれ言おうとしてたっ!!
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しなの : かぶった(笑)。よく呼んでいただいている〈遅れてゴメンネ!〉というイベントだったんですけど、その前のレッスンで立ち方や姿勢、歌い方で初めて教えてもらったことがあって。それまでは自分は本当に歌えないと思っていたんですけど、「今まで声がでなかった所から声が出た!」みたいな経験をしました。このみん(夏凪木の実)が活動休止を発表してから数回目のライヴで、みんなで気持ち合わせていこうって臨んだライヴだったんですけど、その日、最初のパートを歌ったときに、初めて自分じゃない人が歌を歌っていて、その子がどういう風に歌っているのかってことがわかったんです。お客さんから見たら、そこまで大きな変化があるライヴではなかったと思うんですけど、自分たちのなかで変わったものがあって。そのライヴが終わったあとに自然と涙が出てきたんです。聞いてみたら、私もリーダーもわなちゃんも「今日はなにかが違った」って意見が一致したんですよ。
ちあり : それまではライヴ中に人のことを感じられていなかったんですよ。
しなの : 自分の歌のことだったり、お客さんを見ることしか考えられなかったんですけど、メンバーがどんな顔をして、どういう気持ちで歌っているのか、感覚でちょっとだけわかった日でした。
ーーわなびさんは印象深い出来事が、しなのさんとかぶってしまいましたが、どんなライヴだったんでしょう。
わなび : このみんの脱退が決まって、自分たちが一個乗り越えなきゃいけなかったライヴだったと思っていました。私は京都から東京に出てきて、いろんな人に負けたくないと思ったし、絶対にやってやりたいって気持ちがすごい強かった。それで1人で周りを見ずに走ってしまっていた部分があったんです。残った3人の初めてのライヴで他のメンバーをきっちり感じられたことがすごく気持ちよかったんです。
しなの : それまでは1人1人が歌っていた感じだったんですけど、その日はSummer Rocketが歌ってたと思えたんだよね。
わなび : そう。心が通えたなと思える日で。その日を境に、ステージの立ち方だったり、歌を歌うとか、踊りを踊るってことについて、こうしていったらいいのかなみたいなことを、自分たちで感じれられるようになりました。
ーーくるみさんは受験勉強があってその間活動休止中でしたが、どんな気持ちで見ていたんでしょう。
桃宮くるみ(以下、くるみ) : 私はサマロケに遅れて加入したからレッスンも一緒にやった回数が少なくて。ステージに立った期間も2ヶ月くらいだったんですよ。だから早く追いつけるように頑張りたいと思って見ていました。今はすごく元気なんですけど、私はみんなよりテンションが低いから(笑)。サマロケって明るいイメージじゃないですか? 私が復活する前に3人のライヴを見たら「これ、私入っていいのかな…」ってくらい歌もダンスも迫力もパワーアップしていて、すごく嬉しくなっちゃいました。すごく頑張っていたんだなあって。
ーー逆に不安に思ったりしなかった?
くるみ : 不安に思いました。見終わってすぐ、水野さんに「私、戻って大丈夫ですか…?」って訊いちゃいました(笑)。
ーーそんなくるみさんが1番印象に残っている出来事はなんでしょう。
くるみ : 2016年の9月にみんなで沖縄へ行ったときのことです。そのとき私はまだ高校生だったんですけど、修学旅行とかずっとみんなで一緒に行動することがすごく嫌で。その時も朝家を出た瞬間から「帰りたい」と思っていて。でも行ったら楽しくて、しなのちゃんからも「くるみは人間になった」って言われました(笑)。
わなび : それまで、ライヴが終わってもくるみが汗をかいている姿を見たことがなかったんですよ。でも沖縄でのライヴ後、水を浴びたかのような汗をかいていて、メンタル的にも物理的にも人間になったかなって(笑)。
くるみ : 青春を取り戻せた感じがしたんです。サマロケのオーディションを受けようと思ったのは、「夏休み、やり残したことがある人」ってコメントが刺さったからで、その通りになっているなと思って。運営さんとかメンバーに感謝の気持ちでいっぱいでした。
私は人生でサマロケしかやることないのでなくなったら闇の中だと思っていた
ーー1人ずつ印象的な出来事を言ってもらったんですけど、気になることを1つずつ質問させてもらっていいですか? まずリーダーはなんで名前が変わったんでしょう?
しなの : より多くの方に知っていただきたいという気持ちからだよね? 以前はきるゆーってだったので(笑)。
ちあり : 村興しとかしたいときに名前大丈夫かなって思われるじゃないですか。
ーーあはははは。ちありさんは、最初は自分のために活動していたって言ってましたけど、その気持ちが「きるゆー」って名前に現れていたのかもですね。
ちあり : あっ、そうかもしれない! そういうことですね。
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ーー次の質問です。サマロケは1番最初、メンバーが7人いました。そこからメンバーが抜けていくことに対しては、どういう気持ちでいたんでしょう。
しなの : 一言でいうと、すごく辛かったです。レッスン段階で1人抜けてしまったんですけど、そんなこと初めてだったので涙がでてきて。みんなで泣きながらその後歌って、当時そこで1番声が出たのを覚えています。
わなび : 私が1番こたえたのはこのみちゃんの脱退です…。直前まで仲良くご飯を食べていて、これからこうしていこうねって話をしていた後に、いきなりそういうのを聞かされたので、すごくびっくりして。このみちゃんと私はだいぶタイプが違う人間だったので、そういうのも含めてもっともっと打ち解けられるかなと思っていたんです。もう1回戻ってきて一緒にステージに立つことはできないと思うんですけど、3人のステージがあったことで私たちは変われたから。ライヴを見に来てくれたら嬉しいなと思います。
しなの : リーダーはこのみちゃんはよく一緒にいたけど、どういう気持ちでした?
ちあり : 辛かったですね。活動休止するって言われて、翌日からのステージをどうしようって不安でした。私、けっこうステージで泣いちゃうんですよ。でもその出来事があって泣いたらみんな心配するし、このみちゃんが帰ってこれないなと思って泣くのをやめました。それからはステージ上で1回も泣いてません。そういう所で、私は成長できたかなと思います。今もすごく帰ってきて欲しい気持ちなんですけど辛かったですね。私、本当どうしていいかわからなくなっちゃって、くるみに連絡したんですよ。LINEで「ごめんなさい。このみちゃんを止めることができませんでした。でも私たち3人でサマロケを守っていくので、勉強頑張ってね」みたいな長文を送りました。
くるみ : 私も3人になって心配だったんですけど、LINEが来て安心しました。もしかしたら、もう私が戻る場所がなくなっちゃうかもしれないと思っていたから。私は人生でサマロケしかやることないので、それがなくなったら闇の中だと思っていた…(笑)。戻ってこれて本当に嬉しいです。
どうしてもイルカと男の子の恋の歌にしか聞こえないんですよ
ーーそんなサマロケですが、2ndシングル『さくらハレーション / プールサイドのイルカ』をリリースしました。少しだけレコーディングを見させてもらったんですけど、わなびさんは涙を流していましたよね。
わなび : すぐに持ち直したんですけど、緊張や不安があって、もやもやした気持ちで歌っていて。その気持ちに負けっちゃったときに、うあーーって涙が出てきて。でも涙を出したことで、スッキリして生まれ変わって歌うことができました。
ーーそれぞれレコーディングするにあたって、好きなアーティストやものをプリントアウトして、それを見ながら歌っていたのが印象的でした。
しなの : 歌を歌うのって、音を外さないとかもそうなんですけど、気持ちが1番大事かなと思うので。楽しいと思いながら歌うほうがよくなるってことをレッスンやライヴを通して感じていたんです。特に「プールサイドのイルカ」は楽しい感じの曲なので、本当にワクワク・ドキドキしながら歌うだけでも何かが変わると思って用意しました。
ーー「プールサイドのイルカ」は活動初期から歌っている曲ですが、みなさんにとってどういう曲でしょう?
くるみ : 私はライヴをしていて「プールサイドのイルカ」が1番好きなんです。客観的に見ても、サマロケいいなと思ってもらえる曲だし、1番可愛くみえる曲だと思います。私はイルカを勝負曲にしています(笑)。
わなび : 私は逆かも。「プールサイドのイルカ」はサマロケの表テーマで、「さくらハレーション」が裏テーマだと思っていて。私は今「さくらハレーション」をやることがすごく好きです。
しなの : 「プールサイドのイルカ」は、ピュアな女の子のドキドキするような気持ちを歌っているんですけど、本当にドキドキするんですよ。このストーリーの女の子に自分がなったような気持ちで、ときめきながら歌っています。
くるみ : しなのちゃんは曲を作ってくださっている永原真夏さんと工藤歩里さんのファンだったから、私たち以上に感情移入しやすいと思うしね。
しなの : 〈私ずっと夏でいる〉っていうサビがあるんですけど、改めてすごい歌詞だなと思ったんですね。「私たち、ずっと夏でいる、いつでも楽しい景色を私たちが写します!」と思いながら、お客さんに向けても歌いたいなと思っています。
ーーリーダーは「プールサイドのイルカ」についてどう思いますか?
ちあり : 私たちはメンバー全員で歌詞を解釈してから歌うようにしているんですけど、自分の中でどうしてもイルカと男の子の恋の歌にしか聞こえないんですよ。
一同 : (笑)。
しなの : 歌詞について話をしたんですけど、リーダーから「これってイルカと人間が恋してる話だと思ってた」って言われて、3メートルくらいふっとびました(笑)。
ちあり : そういう感じに聞こえるんです。イルカが歌っている感じ。なので自分がイルカになった気持ちで歌っています。
ーーレコーディングではのびのび歌っていましたけど、あのときもイルカの気持ちだったんですか?
ちあり : イルカの気持ちでした!! 私、レコーディングが大好きなので毎日やりたい。一生歌ってたいですね。歌が好きなんです。
「さくらハレーション」が描いているのは終わりのほうの桜なのかなって
ーー先ほど「さくらハレーション」は裏テーマだとわなびさんが言っていましたけど、詳しく教えてもらえますか。
わなび : 初めて曲をもらったときに難しい曲やなと思って、曲に向き合えなかったんです。そこから時間が経って、だんだん向き合えるようになっていったら、この歌詞はこういうこと言っているのかなとか噛み砕けるようになってきて。「さくらハレーション」のよさは、「プールサイドのイルカ」よりは伝わりにくいかもしれないけど、奥の深い曲だなと思っています。「さくらハレーション」を歌うにあたって、いろんな桜を見にいこうと思って、朝、お昼、夜の桜だったり、そういうシチュエーションを経験しました。
ーーくるみさんは「さくらハレーション」を初めて聴いたとき、どう感じました?
くるみ : 今までは明るい曲が多かったけど、ちょっとしんみりした曲で逆に歌いやすいなって(笑)。「プールサイドのイルカ」は本当に元気な曲だから、テンションをあげないといけないけど、「さくらハレーション」は感情移入しやすかった。
しなの : くるみが歌いやすいって言ったのは、桜を見たときに「綺麗だね」って嬉しくなるタイプの人か、「散っていく」って悲しくなるタイプの人かっていう話だと思うんです。春って出会いがあったり色んなことが始まっていくけど、卒業だったり終わっていくこともある季節で。「さくらハレーション」が描いているのは終わりのほうの桜なのかなと思っています。〈このY字路を曲がったら海があるんじゃないか〉って歌詞は捉え方によってはポジティヴな言葉ですけど、この曲のメロディーと合わさって聴こえたときに、多分ないことをわかっていてY字路の右か左かもわからないのかもって私は解釈しました。この曲は多分、女の子が1人で思っている心の中を表した曲なんだろうなと思っています。
ーーちありさんはこの歌詞の解釈には共感しましたか?
ちあり:共感しました。〈さみしいの眩しいの〉って歌詞があるんですけど、なんでさみしいの? 眩しいの? って思ったんですよね。それを考えていったとき、過去に交わした約束が眩しくてさみしいんだと思って。多分夏にした約束で、時間が経っても自分の中で美しいものである。美しいからこそさみしいんだなあって。
くるみ : レッスンのときに歌詞読みをしたんですけど「さくらハレーション」って歌詞が難しいんですよ。私が現代文で解いたら20点くらいなんですけど、ちありちゃんは90点くらい取れるくらい感情移入できています(笑)。
ちあり : その世界に入っていっちゃうんですよね。でも私も全然わからなくて、今もあんまり、理解はしているのかなあ…? 毎回歌詞を読むと考えがポンポン出てくるんですけど、最後の歌詞で〈夏に生きさせて〉ってパートがあって。春の中の夏なのか、それとも夏のなかの春なのか、そういう所もみんなで考えていったけど、私は全然わからなくて。
しなの : 季節は春で、夏を思い返しているんだよ。
ちあり : そこだけはみんなと一緒の認識にしようって話したんです。
くるみ : やっぱり自分たちが歌詞を理解できていないとお客さんにも伝わらないし、棒読みになっちゃうから、歌詞ちゃんと読むのは大事だなって思います。
ーーこれからサマロケは、どういう目標に向かって進んでいくんでしょう?
わなび : この間開催した2ndワンマンで越えられたこともあったんですけど、越えられないこともすごく多くて。次は1周年記念という大事な節目があるので、そこでもう1度ワンマンをしたいです。
しなの : しばらく3人でライヴをやっていて、くるみが直前に戻ってきて2回目のステージが2ndワンマンだったんです。3人でやったときには気持ちを合わせることができたんですけど、時間もなくて4人でそれを得られないまま迎えてしまったというのもあったので、この4人のサマロケで気持ちをひとつにしたライヴができたらなと思います。
ーー7月には1周年記念のワンマンライヴは決まっているんですか?
しなの : 決まっていないんですけど、気持ちもそうだけど、歌やダンスの成長した姿を見せていきたいし、普通に楽しんでいただく空間を作りたいと思います。
わなび : もっと色んな人にSummer Rocketを知ってもらいたいよね。
しなの : この2曲は、初めてSummer Rocketを見てくださったお客さんが1番最初に挙げてくれる曲なんです。明るい気持ちと、切ない気持ちを歌った対比的な曲なので、ぜひたくさん聴いてほしいです。
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PROFILE
Summer Rocket
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「Endless Summer Magazine Rocket」発アイドル「Summer Rocket」。永原真夏・工藤歩里楽曲プロデュース。夏休み始めました!
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